お待たせいたしました!国内最大級の音と映像と通信に関わる放送機器の専門展示会「2006国際放送機器展/Inter BEE 2006(インタービー2006)」会場からお届けするミュージック・マスターレポート第二弾。ハードウェアやソフトウェアの新製品も盛り沢山!Inter BEEならではの充実した出展内容をお楽しみください!
コルグ社ブースでは、発表以来話題をよんでいる1ビット・オーディオ(DSD)対応ポータブルレコーダー「MR-1」、「MR-1000」を国内向けに正式発表しており、展示やデモンストレーションには多くの人々が足をとめ、そのサウンドに聞き耳を立てている様子であった。発売に先駆け実機の展示も行われており、好評を博していた。また、「MR Style」2モデルの正式な価格が発表されたほか、当初発表されたスペックからの若干の仕様変更、さらにMR-1000については、内蔵ハードディスクの20GBから40GBへの増強、発売時期の2007年1月下旬への延期も同時発表された。
Acidシリーズを取扱う代理店としても有名なフックアップ社では、マスタリング現場などでも非常に評価の高い高音質DAWソフトウェア「SAMPLITUDE 9」を公開!好評の音質と洗練されたインターフェースにさらに磨きをかけ、ブラッシュアップされたニューヴァージョンは、多数の業界関係者も注目する話題のDAWソフトウェアだ。なお、SAMPLITUDE 9は、「PROFESSIONAL」、「CLASSIC」、「MASTER」の3つのグレードで2006年11月30日(木)より発売予定だ。また、Acidシリーズのコーナーでは、お陰様で大好評をいただいている弊社ミュージック・マスターガイドBOOK「ACID Pro 6 攻略BOOK」、ミュージック・マスターガイドBOOK「ACID Music Studio 活用BOOK」も展示していただいた。
タスカム社は、海外ではすでに発表されていたプロフェッショナル・デジタルミキシングコンソール「DM4800」をはじめ、1ビットオーディオ(DSD)・レコーディングにも対応したデジタル・マスターレコーダー「DV-RA1000」、業務用CDプレイヤー「CD-160MKII」などを展示。制作現場のニーズに応える豊富なラインナップも大きな魅力の一つだ。また、ティアック社のコーナーでは、先日発売開始されたばかりのUSB対応オーディオ/MIDIインターフェイス「US-144」と「US-122L」の展示をおこなっていた。非常にコンパクトな作りの両機は、モバイル用途にも最適であり、実際の展示でもノートPCを組み合わせたシステムが提案されていた。
最近相次いで新製品が発表されている1フェーダー搭載のフィジカルコントローラーの中でもおそらく国内で最初に発売となるPreSonus社「FaderPort」の実機を展示してた日本エレクトロ・ハーモニックス社ブースも人気を集めており、コントローラーの注目度の高さがうかがえた。タッチセンス対応ムービングフェーダーを搭載したFaderPortは、HUIプロトコル対応しておりUSBにてコンピュータと接続することで、DAWソフトウェアなどを直感的かつ音楽的に操作できるUSB/DAWコントローラーだ。なお、同様のジャンルとしてTAC System社取り扱いのFrontier Design社「alphatrack」が発表されているが、こちらは残念ながら展示は行われなかった模様だ。
さらに、フォステクス社では、本邦初公開となるコンパクトフラッシュを採用したフィールドメモリーレコーダー「FR2-LE」が参考出品された。メモリーカードへのBWF(24bit/96KHzステレオ対応)またはMP3での録音が可能なFR2-LEは、バッテリー駆動で約8時間の使用が可能とあり、有線リモートコントローラ、オートレベルコントロール、プリレック機能など現場で役立つ様々な機能が満載されている。筐体などもかなりがっしりとした作りになっており、屋外での使用にも耐えうるタフな作りと音飛びなどが極めて少ないフラッシュメモリーの組み合わせは、高い信頼性が求められる取材やライブレコーディングなどのフィールドレコーディング現場に最適なレコーダーといえそうだ。
TCエレクトロニック社は、同社人気のPowerCoreシリーズでもお馴染みのDSP技術を、ハイクオリティなオーディオインターフェースに内蔵した「Konnekt 24D」や、そのオンボードDSPと入出力数を省いた「Konnekt 8」(11
月末発売予定)を展示していた。音質の向上に細心の注意が払われ設計された14in/14outの入出力を備え、内蔵DSPによりコンピュータに負荷かけることなくTCクオリティのエフェクトを使用することができる。また、最大で4台までカスケード接続が可能なため、大規模システムの構築にも対応する十分な拡張性を確保しているもの見逃せない。手に取るとひんやりとした質感ともにズシリとくる重厚なボディーは、見た目以上に高級感が漂う一品だ。
その他、本レポートでは紹介しきれいほどの多くの新製品、話題のハードウェア、ソフトウェアが目白押しのイベントInter BEE 2006は、放送、映像、音楽関係者はもちろんこと、学生やアマチュアユーザーに至るまですべての音楽制作ユーザーが楽しめる音と映像と通信のプロフェッショナル・イベントとなった。
■イベント情報詳細、プレスリリース [pdf](JESA)


